「学びの場」 9月18日 日曜日  10:00〜12:00

午前A 「旭川でのWOWW実践の歴史とその広がり」
北海道教育大学 久能弘道さん

2005年度に文部科学省の事業「海外先進研究教育実践プログラム」で、インスー・キム・バーグ、スティーブ・ディ・シェイザー両氏のところに約11カ月滞在し研究させていただく機会を持ちました。滞在中、両氏から解決構築アプローチとその学校教育現場での応用のひとつとしてのWOWWについて貴重な学びの場を体験させていただくとともに、リー・シルツ氏をはじめとする他のソリューション研究者、実践者との交流の中で、帰国後のWOWW実践について多くの示唆をもらいました。
「百聞は一見に如かず」の格言を持ち出すまでもなく、米国でのソリューション体験は私に帰国後のWOWW研究・実践に多くの可能性を与えてくれましが、同時に「言うは易く行うは難し」の格言通り、地域でのWOWWの実践と普及はそれほど容易なことではありませんでした。
試行錯誤を繰り返し、困難もありましたが、帰国後約6年経過し、ようやく自分自身で行うWOWWの充実と、地域の仲間との交流・学びの場を形成することが少しできてきたかなと感じています。
ソリューションランドの担当枠では、試行錯誤、失敗談も含め、これまでの歴史や現在の私と仲間の取り組みとその展望についてご紹介させていただけたらと考えています。同時に、他の地域でWOWWに取り組まれている方々、これからWOWWに取り組まれる方々から、いろいろ教えていただけることを楽しみにしています。